春なのに不眠

春になると、朝なかなか起きられない時って
よくあの言葉を言って言い訳にしていますね。
「春眠不覚暁」です!
小さい時から、大人が言っているのをよく聞きました。
「春になると朝が暖かくなって、気持いいよねえ」
「しゅんみん あかつきを おぼえず。だよね~」
と続きますよねえ~~

だけど、

春は温かくなってきて生活もしやすく過ごしやすいと
いう事で気持ち良く睡眠を取る事ができると思われている方が
多いと思いますが、実は春が一番不眠症を発症しやすい時期になるのです。



【春の睡眠障害の原因は?】


夜明けが早くなり、脳の覚醒が早くなる
春になるに連れて日照時間が長くなり
早い時間から部屋の中に光が差し込むようになります。
すると脳の覚醒時間が早くなり
冬と同じ時間に就寝していても睡眠不足になりがちです。
朝の4時過ぎから脳は起きてしまっていて
熟睡している時間が短くなっているのです。
早起き生活がスタート
また、子どもの進学や新しい環境に伴い
朝のお弁当作りがスタートする人も。
今までより強制的に早起きしないといけなくなる場合も。
日中、昼寝ができればいいですが、働いている場合は
そうもいかず、慢性的な睡眠不足に陥る人も出てきます。
アレルギー症状により睡眠不足に
春の睡眠障害の原因として侮れないのは
花粉症などのアレルギー症状です。
春だけ睡眠時無呼吸症候群になる場合もあるほどで
抗アレルギー薬の眠気で日中は頭がぼうっとしているのに
夜も鼻づまりでよく眠れない人も多いのではないでしょうか。
春が過ぎれば治るとはいえ、きちんと対処をしないと
睡眠不足の状態が続いて体調を崩してしまいます。


30分眠れなかったらベッドから出よう!

眠れないときは、無理して眠ろうとしないことが大切です。
ベッドに入ってから30分経っても眠れない場合は
寝室から出ましょう。そしてテレビやパソコンなど
目から入る光の刺激を避け、部屋の灯りも暗めに調節
ノンカフェインのお茶でも飲みながら、ゆっくり過ごします。
そして眠くなったら再びベッドへ戻ります。
現在の不眠治療では、眠れないときに無理にベッドに居続けると
苦痛の記憶が刻まれて寝室が苦行の場になってしまうので逆効果とされています。

それでも眠れないという場合は・・・

ミカチューで心とカラダをリセットしましょう。
関節の動きや筋肉の働きも正常になると
質の良い睡眠が出来る様になります。

2018年04月10日