寒暖差疲労って(秋)

朝晩がめっきり冷えるようになり
日中との寒暖差も大きく、体調など壊されていませんか?
どうも風邪気味・・・なんて言う方も多くなってきています。
「日中はポカポカなのに朝晩は冷える」
「気温が違い過ぎて、どんな服を選んだらいいかわからない!」
このように、日々の”寒暖差”が激しい時期は、
いつの間にか疲れが溜まってしまいがち。

なぜ寒暖差で疲れるの?
身体にとって理想的なのは、体温や血圧
脈拍などが安定している状態です。
ところが、1日の中での寒暖差や短期間での寒暖差が激しいと
身体が気温差に対応しようとエネルギーを消耗します。
たとえば暖かい室内から冷え切った屋外に出る場合
身体が冷えて体温が下がってしまいます。
そんなとき、身体は一定の体温を保つために
熱をつくるなどしてエネルギーを消耗します。

気温が急変するとエネルギーがどんどん多く消費されてしまい、
疲労が蓄積していきます。気温の大きな変動は、
知らず知らずのうちに、私たちの体に負担がかかっているのです。
その寒暖差が約8度以上になると起こりやすくなると言われています。
(5度~10度という説もあります。)
今の時期は、朝晩と昼との気温差は10度以上という
日も多くありますので注意が必要です。
また、暖かかった翌日に急激に寒くなる
こともありますので、油断できません。
その予防や緩和としては、これ以上体に負担をかけないように、
重ね着などで脱ぎ着しながら、体温調節をすることが大切です。

これからの時期、特に体が冷えやすくなりますので、
シャワーだけでなく湯船につかり温まることも効果的です。
暑い時期にシャワー浴だけで済ませていた人は
疲れがたまっていたり、夏バテから抜け出せなく
なっていたりする可能性も。この時期に入浴習慣を見直し
寒暖差に耐えられるエネルギーを回復しましょう。

常温以上の飲み物をとることもいいでしょう。
天気予報はまめにチェック 朝晩の気温差や台風前後での気温差など
天気予報での最高気温・最低気温をチェックして服装で寒暖調整を。
また、
雨でサンダルの足元が濡れたままになったりしないよう
雨の日の服装や靴には特に注意を!

寒暖差疲労の予防としては、やはり規則正しい生活
睡眠、バランスの良い食事が基本ですね。
さらに、適度な筋肉をつけて体温を維持する機能を高めたり、
身体を外から温める・冷えないようにする
温性のものを摂るようにし、身体の内側から温める・・・
などが大事になってきます。どうぞご自身のお身体を
労わってあげながら年末年始に備えて下さい。



寒暖差による疲れ、各種症状でお困りの時はミカチューに
ご相談・ご来院でしっかりとケアしていきましょう。

2018年11月13日